ビタミンC教室

ビタミンC教室

ドクター監修:ドクター写真

監修:しのぶ皮膚科院長
蘇原しのぶ先生
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医師。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。皮膚科・皮膚外科歴12年。ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ等のメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。アトピー性皮膚炎治療を専門とし、アトピーチャンネルの総監修などもしている。

医師。北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、しのぶ皮膚科開業。皮膚科・皮膚外科歴12年。オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ等のメディア活動も精力的にこなしている。

身体に備わる抗酸化力=老けない力

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カットして放置したリンゴは、切り口が茶色く変色してしまいます。これは空気中の酸素が引き起こす「酸化」が原因です。鉄が錆びるのも同じ「酸化」が原因。人間にとって酸素は必要なものですが、実は私たちの身体にも同じように「酸化」が起こっているのです。

体内に摂り入れられた酸素の約2%は、「活性酸素」に変化します。活性酸素は、体内に侵入した細菌やカビを攻撃する等、人体によって非常に重要な働きをする一方で、過剰に発生すると人体を内側から蝕むようになってしまいます。これが体の酸化(=サビる)です。

しかし、人は酸化に対して抵抗する力も備わっています。これを「抗酸化力」といいます。

抗酸化力が低下する原因とは

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私たちの「抗酸化力」は、「ストレス」によって低下すると考えられています。ストレス社会といわれる現代に生きる私たちは、常にストレスによる「酸化」の脅威にさらされているのです。

ストレスを感じると、興奮と活動をつかさどる「交感神経」が活性化されます。これが優位になると、呼吸が大きくなり、取り込む酸素自体が増加します。年齢が若いと「活性酸素分解酵素=SOD(Superoxide Dismutase)」の分泌量が多い為あまり問題にはなりませんが、30代を境にこのSODの生産量が低下してしまいます。更に、女性は非常に強い抗酸化力の女性ホルモン「エストロゲン」の減少も重なります。こうして年齢とともに酸化に抵抗する力「抗酸化力」が低下していくのです。

ビタミンCのお肌への効果とメカニズム

ビタミンCは非常に高い抗酸化力をもつ成分です。その為体内に摂り入れられると、過剰に作られすぎた活性酸素から私たちの身体を守ってくれます。いわば活性酸素の攻撃から身体を守る「盾」のような役割を担ってくれるのです。

しかし、ビタミンC自体が酸化しやすく肌への浸透も悪いで、スキンケア化粧品から肌内部へビタミンCを届けるのは難しいとされていました。そこで最近の研究では、酸化しやすく浸透しにくいという、ビタミンCの弱点を解消できる新種のビタミンCが開発されています。

今後はスキンケア化粧品から、お肌に直接ビタミンCを届け(経皮接種)、『酸化しない肌(老けない肌)』作りを目指すことができるのです。このように、美肌を目指すには、積極的に肌からビタミンCを摂り入れる必要があるでしょう。