ビタミンC教室

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「アトピー」治療と「ビタミンC」

アトピー性皮膚炎の悩みは根深く、長い間症状に苦しむ人も多くいます。ではアトピーはどのように発症してしまうのでしょうか。

活性酸素によって増加した「過酸化脂質」が細胞を攻撃、肌のバリア機能を破壊してしまいます。バリア機能が壊れた皮膚から、ホコリやアレルゲンなどの有害となる物質が体内に入ってしまった結果、痒みや赤みなどの炎症が起こってしまいます。これがアトピー性皮膚炎です。

ビタミンCは、コラーゲン合成時に非常に重要な成分です。肌のコラーゲン合成が十分に行われることで、アレルゲンが体内に入るのを防ぐことができます。コラーゲンは皮膚細胞と皮膚細胞をくっつける、いわば接着剤のような役割をしています。このコラーゲンが不足してしまうと、細胞間に隙間ができてしまい、有害物質が侵入しやすくなってしまうのです。そのため、ビタミンCが「アトピー体質の改善」をサポートするといわれています。

アトピーは、「体質」「環境」の2つが大きな原因と考えられてはいますが、残念ながら、正確な原因はまだ分かっていません。日本皮膚科学会のアトピー治療ガイドラインには、まだビタミンCの有用性の記載はありません。しかし、実際に一般皮膚科診療で「ビタミンCを含むローションを肌に塗る」等の治療をおこなっているクリニックも存在しており、今後はビタミンCの効果が正式に認められる可能性は十分にあり得ます

「ビタミンC」が「アトピー性皮膚炎治療」にとって、一筋の光となる日も近いといえるでしょう。

ハイブリッドビタミンCのアトピーへの効果

ハイブリットビタミンCのアトピーへの効果

一部の皮膚科では、ビタミンCを肌に直接塗るという治療を行っていることから、ビタミンCの効果を皮膚へ十分に届けるためには経口摂取(食べる・飲む)よりも経皮接種(肌に塗る)の方が良いといえるでしょう。それには、最新の研究開発により誕生した「ハイブリッドビタミンC」が適しています。このハイブリッドビタミンCは、肌への「即効性」と12時間その効果が続く「持続性」が特徴です。(体液の成分に合わせた水溶液内にいれ計測した場合)

ソウル聖母病院で「アトピー皮膚炎と乾癬に類似している動物モデルからVitabrid-cの効果を調べる」という研究が行われました。皮膚炎のマウスに対して、ハイブリッドビタミンCを週に2回、3週間塗布し、その変化を調べました。

その結果、「皮膚炎マウスの表皮・真皮の厚さが減少した」というデータが出ました。また、サイトカインの減少も確認されました。サイトカインは細胞間の連絡係の役割をしますが、同時に皮膚の炎症を悪化させてしまいます。アトピー性皮膚炎は、進行すると皮膚が厚く、硬くなります。しかし、今回の実験結果から、ハイブリッドビタミンCはアトピー症状の軽減に効果がある可能性が分かったのです。

効果が見込めるビタミンCを選ぶ

まとめ〜信頼できるビタミンC製品を選ぼう

アトピー治療でのビタミンCの効果は、まだ正式に認められるには至っていません。しかし、ビタミンCを使った治療を試みているクリニックも存在するように、治療の選択肢の一つと考えることはできるといえます。実験で効果がみられた「ハイブリッドビタミンC」もその一つです。

アレルゲンに過剰に反応してしまう、皮膚のバリア機能がうまく働いていない(アレルゲンが体内に入りやすい)という人は、アトピーになりやすいといえます。「乾燥肌」「敏感肌」などの自覚がある人は、毎日のケア・予防がとても大切です。

ただし、ビタミンC製品であればどれでも良いというわけではありません。効果が期待できるものをきちんと見極め選ぶ必要があるのです。アトピーに悩む人が、すこしでも良くなるよう今後の研究・開発にも注目していきたいところです。

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